光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2014年9月12日金曜日
追憶 734
光の杭は暗闇に浮かび上がるように綺麗である。
わたしはそれを女に向けて投じた。
光の杭は迷いなく飛び、女の額に突き刺さった。
すると、より大量の黒い煙のようなものが吐き出された。
悲鳴が耳に痛かったが気にしない。
これは、この女を助けるために行っていることだからである。
黒い煙を吐き終えると、光の杭が更に輝きを増した。
それと同時に目と口の中からも光が溢れた。
その光は強いものであり、辺りの暗闇を押し広げ、わたしたちは光に包まれるのであった。
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