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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年10月24日木曜日

追憶 411

わたしは心の中にやる気が満ち溢れてくるのを感じていた。
これは、目的意識がわたしにそうさせるのではないかと思えた。
人は自らのやるべきことが見付かり定まれば、自ずとやる気に導かれるのではないかと思う。
ただし、それが根本的に楽しいと思えることであり、自発的に求めているものに限られるのではないかと思われる。
根本的に楽しいと感じることもなく、自発性も無いものには、やる気が出ることはないだろう。
やる気によって満たされたわたしは、根拠のない自信によっても満たされていた。
さしたる理由もないのに、わたしはこの状況を乗り越えることができる。
この仕事を完了することができると信じていたのである。
やる気というものがわたしに自信を持たせたのだろう。
わたしが自信を以てMさんの心を見た時、暗闇の中に女性の顔らしきものが見えた。
その顔らしきものは暗闇に溶けるようにして存在していた。

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