このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年10月19日土曜日

追憶 406

改めてMさんの心に対して向き合ってみる。
わたしは嫌悪感や恐怖によっていつの間にかに忘れていた目的を思い出したのである。
わたしの目的は、Mさんの心が抱えている苦しみを認識し、それを解決することである。
気分が悪くなるのは、破滅的な意識がわたしの心に悪影響をもたらすからである。
破滅的な意識によって気分が害されるなら、わたしは自らの小さな力でさえ十分には引き出せないのである。
わたしはMさんの心から送られてくる破滅的な意識をどのようにすれば解決することができるだろうと考えた。
それはある意味で直感的なひらめきであったのかもしれない。
その時のわたしは、破滅的な意識に対して優しくしようと思ったのである。
そして、実際にそうしてみた。
嫌悪感や恐怖などの苦しみに対して、否定的、拒絶的な感情は出来る限り抱かないように努めた。
わたしは理性によって、破滅的な意識を制しようとしたのである。

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