病とは、一種の趣(おもむき)である。
夏が暑いことと、病を患(わずら)っていることは、ある意味では同じことだ。
身体にとっては、病の時期なのである。
それは、我慢を強いられる状況であるが、我慢も楽しめば良いのである。
それは、あなたを苦しめるために導かれているのではない。
同じことを続けていれば、誰だって退屈(たいくつ)を覚えてしまう。
自由だけでも退屈するのが人間なのである。
自由が楽しくあるのは、我慢がそれを支えているということを理解しなければならないだろう。
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