豊かに生きるためには、冷静でいなければならない。
心が乱れている者が、豊かに生きられるはずがないのである。
身体を自分だと思い込んでしまえば、豊かに生きることは出来ないのだ。
冷静さとは、客観によって実現するものなのである。
夏は暑いものである。
夏が暑いからといって、それを不快(ふかい)に思ってしまえば、その時間を苦しまなければならない。
夏は暑いが、それを趣(おもむき)として客観すれば、夏の暑さを活用して、その時間を楽しむことが出来るのである。
”心頭、火を滅却(めっきゃく)すれば、また涼(すず)し”ということなのである。
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