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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2019年8月22日木曜日

追憶 2510

残念ながら、多くの人は自分が身体だと思い込んでいる。
手足すら思い通りに動かすことが出来ないにもかかわらず、それでも身体を自分だと思うのである。
心臓は勝手に動いているし、内臓も神経も自動である。
思考を食い止めることは出来ないし、それをコントロールすることも出来ない。
そして、睡眠欲や食欲、そして、性欲などの欲求の命令に従っているに過ぎない。
身体に関することは、何一つ自由にはならないと言っても過言ではないだろう。
それなのに、身体を自分だと思い込んでいるのは不思議である。
自分が身体であるのならば、嫌っている病を退(しりぞ)けられるはずであるが、実際にはすべての人が病と共に生きている。

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