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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年7月7日木曜日

追憶 1396

今のRには、退屈な時間をお金で買おうとする手段しかない。
それは、そう教えられているからだ。
個人的には詰まらない子どもだと思える。
子どもには、想像力豊かに遊んで欲しい。
与えられた楽しみなど、本当の楽しみではないのだ。
踊らされている大人を見ると悲しくなる。
本当は楽しくないのに、周囲に合わせて楽しい振りをしている。
本当に楽しいことは、自分の中にあるのではないだろうか?
それは、他人から与えられるものではないと思うのだ。
多くの子どもは絵を描くことを楽しんでいる。
それは、自分の内から湧き出る想像力であり、創造意欲である。
自らの内から湧き出るエネルギーを消費することに喜びがあるように思えるのだ。
幼い頃のわたしがそうであったように、Rはエネルギーを持て余し、時々爆発させる。
これは、多くの子どもが同じ状態を抱えているだろう。
それは、与えられる楽しみによって創造意欲が低下し、内から湧き出るエネルギーを持て余しているからだと推測する。
溜め込んだエネルギーは、鉄砲水のように一気に全てを押し流してしまう。
それは、破壊的な力の使い方なのである。
緩やかに流れていれば、豊かな森が育まれるのである。

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