わたしの性格上、始めたことは飽きるまで続けてしまう。
	ゴミ拾いも毎日続けているし、光の天秤も毎日書き続けている。(どちらも10年を超えた)
	わたしは一度始めたことは、自分なりに納得が得られるまではとことん続ける性分なのである。
	わたしは毎週Nに会いに行ったが、その行為が自分自身とNを少しずつ疲弊(ひへい)させていくことになるとは、この時のわたしには気が付かないことであった。
	それよりも、喜びの方が大きいと感じていたからであろう。
	帰り道の高速道路を半分眠りながら運転していたこともあった。
	わたしたちは、次第に疲れていった。
	微妙に二人の歯車がずれていることに、わたしたちは気付き始めていたのかも知れない。
	それでも、関係を良くしていこうと互いに努めていたに違いない。
	
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