厳密には、目には映らないものの割合の方が多いのではないだろうか?
	きっと、目に映るものの割合は少ないだろう。
	そのため、人生においてお金で買えるものは少ないのである。
	世の中では、ほとんどのものをお金で買うことができるという発想があるだろう。
	そのために、多くの人がお金を求めるのである。
	しかしながら、お金で買うことができるものの中に本質的なものは存在しない。
	本質はお金で買えないのである。
	例えば、今のわたしがお金のために働くことはない。
	10代の頃はお金のために働いたが、二年も働けばそれがおかしいことに気が付く。
	わたしがお金を目的として働くことは二度とないであろう。
	しかし、お金にならないことであろうとも、それが本質的なものだと思えば懸命に働く。
	その仕事が1円にもならず、手出しを必要だとしても働くのである。
	誰がどれだけのお金を用意しても、わたしを働かせることはできない。
	ただし、勘違いしてはならないのは、わたしはお金を悪いものと考えている訳ではないということである。
	お金とは、便利な道具である。
	言い換えれば、道具のために働きはしないということなのである。
	
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