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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年7月15日金曜日

追憶 1404

わたしがRに教えたいのは、お金では買えない価値である。
Rの父親が教えているのは、お金で買える価値であろう。
この二つの性質がRに本質的な価値を見出させるのだと思っている。
ただ、お金で買えない価値に気が付くのは少しばかり難しい。
それは、自然農法のようにゆっくりと価値を生み出すものだからだ。
西洋式の現代農法は、重機や化学肥料や除草剤などを用いて短期間で価値を求める農法である。
その農法は確かに短期間で大きな野菜を収穫することができる。
しかしながら、そこには様々な弊害(へいがい)が隠されている。
例えば、金銭面である。
重機、化学肥料、除草剤、ビニールハウス、灯油…
初期投資、経費は膨大に膨らむ。
初期投資、経費を回収するだけで長い年月を必要としている。
そのため、大量生産という方法しか選択肢がなくなる。


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