以前のわたしは、人生に対して文句ばかりを吐いていた。
	
	物事の因果関係を理解することができず、思い通りにいかないもどかしさに怒りを露(あら)わにしていた。
	これはとても恥ずかしいことであり、自らの未熟さを剥き出しにしていたことに今では反省している。
	人生には必要な学びが存在し、それを修了しなければ先へ進むことはできない。
	先へ進んだと思っても、それは形を変えた繰り返しの中なのである。
	試験に合格しなければ、追試を受ける。
	この世(物質世界)に起こることは、あの世(意識世界)にも起こるのである。
	わたしたちは一つの学びをクリアするまで、何度も何度も向き合わなければならないのである。
	わたしがNと出会い、交際を始めた理由の一つとしては、自分自身の試験であったに違いない。
	この学びは、わたしの中の異性に対する価値観を向上させるための経験であるように感じるのである。
	
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