大量消費の時代には、大量生産でも良かった。
	
	
	しかしながら、時代は変わる。
	大量生産は大量の在庫を抱える結果となる。
	大量の在庫を抱えるのは、価格の下落を招くだろう。
	低価格を推し進めれば収入が減り、経営としては成り立たなくなる。
	そして、農業だけでは暮らせなくなり、他の仕事と兼業することになる。
	漁業も同じである。
	そこで、価格の下落を防ぐために、破棄という方法が用いられる。
	それは資源と労力の無駄であり、仕事の矛盾である。
	多額の資金を投じて、安いものを造る。
	このようなやり方が通用するのは、好景気という環境だけである。
	今日の日本には全てが揃っている。
	足りないものなどないだろう。
	本質的な生き方や仕事が求められているのだと感じるのである。
	
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