人間の視点で見れば、死は恐るべきものであろう。
	大抵の人間は死を最悪だと考えている。
	それは、人間の価値観が肉体に捕らわれることによって、自然界にのみ存在しているからである。
	肉体にとって死は生命活動の終わりを意味し、生存本能に従えばそれは最悪である。
	多くの人間は自分を肉体であると思い込んでいる。
	髪の毛の一本すら自由にすることが出来ないのに…
	手足の少しと、表情を変えられるだけで、その他の主要な機能は何一つとして自由にすることは出来ない。
	呼吸は自動で行われ、内臓は最善の働きをする。
	自然治癒力、自己調整力、免疫力は頼みもしないのに昼夜を問わず働いている。
	
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