この時には、わたしは死ぬことを楽しみにしていた。
	死の先を考えると、心が踊るようであった。
	サイレンが止んだ時には、救急車が病院に到着していた。
	わたしは担架に乗せられたままで救急治療室(検査室?)へと運ばれた。
	そこには、光の仕事でわたしを訪れてくれているAさんの姿があった。
	彼女は松岡真というの名前の連絡を受け、わたしが来たので驚いたようである。
	一言だけ言葉を交わし、わたしは必要最低限の言葉を残して沈黙した。
	点滴がわたしの腕に穴を開けた。
	それから、エコー検査とCT検査を受けた。
	
0 件のコメント:
コメントを投稿