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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年2月12日金曜日

追憶 1250

船を筏(いかだ)に繋ぎ、勢い良く桟橋を駆け上がった。
アスファルトは焼け、透明の炎が揺らめいている。
全身から溢れ出る汗には、清々しい気分さえ感じていた。
それは、労働の対価であり、わたしを喜ばせるものである。
しかしながら、わたしの肉体は重さを感じていた。
暑さで血が燃えているのかも知れない。
肉体の命ずるままに、日陰に腰を下ろした。

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