人は簡単にぶれてしまう。
	わたしたちは綱渡りをしているようなものである。
	人の心は簡単に揺らぎ、簡単に道を外れる。
	何かしらの不幸を感じている人というのは、綱から落ちている状態であるだろう。
	人はそれに気付き、もう一度綱渡りに挑戦しなければならない。
	そして、自分自身が綱渡りを始めたら、それを見せることによって他人の綱渡りを促さなければならないのである。
	綱は極めて細く、大きく揺れている。
	天使や仏の仕事に励むのは簡単なことではない。
	克己心を見失っているようであれば、決して渡り切ることはできない道なのである。
	
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