不完全燃焼の感情を有する心は、整頓(せいとん)されていない卓上のようなものである。
	それは、仕事を遅らせる。
	遅らせるだけならまだしも、間違えさせるということもあるだろう。
	不安や怒りの感情に捉われている人は、多くのことに遅く、多くのことに間違えるのである。
	Sさんの心の中は様々な感情で溢れている。
	これでは、有意義な判断を下すことは難しいであろう。
	そのために、Sさんはわたしを訪れたのかもしれない。
	わたしを訪れるのは、心の整頓のような効果を期待してのことだろう。
	気分の悪さを感じ、叫び声とゲップが出た。
	この反応はネガティブな感情からのネガティブなエネルギーによる肉体への作用である。
	自らの意思に反して行われることであるため、これは生理的な現象であると言えるだろう。
	
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