このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年1月25日月曜日

追憶 1232

そこには見慣れた風景があった。
ここは、Sさんの住んでいる場所である。
わたしはSさんの家の前に立っていた。
辺りは暗いが、見上げても空に星は無かった。
雲が覆っているのではなく、空のある場所には黒い空間があるだけなのである。
周囲に人の気配はなく、草花の命さえも聞こえなかった。
すべてが静まり返り、別の世界にいるようである。
そこで、わたしはSさんの心の中にいることを思い出した。
ここは、霊界なのだろう。
幻覚を見ているのであろうか?
それとも、わたしの霊体が移動したのか?
考えても分からないことだが、一応考えるのである。
それは、自分の”位置”を知るためだ。
自分がどこにいるのかを知らなければ、どこへ向かうべきなのか?何をするべきなのか?も見当がつかないのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿