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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2015年12月7日月曜日

追憶 1183

わたし(天使)からの言葉をAは真剣に受け止めているようである。
背中越しの反応ではあったが、注意がわたしに向けられていることは明確であった。
唐突(とうとつ)に頭の中にヴィジョンが浮かんだ。
それは、離れた頭上に光を放つ何かがあるというものである。
わたしは話を簡潔(かんけつ)に切り上げて、ヴィジョンに集中した。

それは、とても暖かな光であり、春の陽射しを思わせる。
何だか幸せな気持ちになり、心の鎧(よろい)のようなものがほどけていくように感じた。
わたしはイソップ寓話(ぐうわ)の”北風と太陽”を思い出した。

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