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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2015年12月3日木曜日

追憶 1179

わたしはそこで、大体の事情を悟った。
この女の子は、Aの幼心であるだろう。
小児性人格と言うかも知れないし、インナーチャイルドと言うかも知れない。
恐らくはそれである。
推測するに、Aはわたしには知り得ない何等かの心の傷を抱えているのであろう。
何かしらのネガティブな体験によって、破滅的な感情を生み出したが、それを消化(昇華)することが出来ずに抱えているのではないだろうか?
怒りや悲しみなどの破滅的な感情を放置しているのであれば、それは”重さ”によって心に沈殿してしまう。
破滅的な感情の沈殿物がトラウマと呼ばれる心的外傷として形成されてしまうのだ。
Aにとっての心的外傷というものを、わたしは女の子という形で認識したのではないかと思うのである。

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