それ等の経験と感情は、すべてが自分自身を思い出すために必要なものなのである。
Aは苛めを受けた過去の体験によって、いつかは自分自身の正体を思い出すことができる。
もしも、順風満帆に生きることになれば、誰も自分自身の正体を思い出すことはできない。
なぜなら、現状に満足することによって、それ以上を求めることも得ることもできないからである。
それに、自分以外の人や世界を支えるためには、人や世界を理解する必要がある。
苛めによって、Aは人の心の中に巣食う弱さ(問題点)を見たはずである。
わたしはどちらかと言えば苛める立場(故意ではない。わたしは遊んでいるつもりでも、有り余るエネルギーは時に人を傷付けた。受ける方は苛められたと思っても仕方ない)であったが、それによって自分自身の中にも、他人の中にも弱さを見たのである。
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