ただ従っているだけでは、誤解を手放すことは出来ない。
考えて、試して、失敗しなければ、その考えが誤解であったと理解することは出来ないのである。
宗教的な儀式を繰り返したところで何も変わらない。
長く続けた先にあるのは後悔である。
後悔に気が付ければ良いのかも知れないが、大抵の人は後悔に気が付くことなく死を迎える。
わたしは、宗教を熱心に信仰している人が死後に黒く染まるのを見たし、宗教に対して無関心な人が死後に光に包まれるのを見た。
わたしは今までに、何度か僧侶や修験者(しゅげんじゃ)の霊を光に帰したことがあるが、宗教が天国や浄土(じょうど)へと続く道であるのならば、熱心な彼等が黒く歪んでいることは無かったであろう。
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