どうして鯨(くじら)の子どもは、生まれた瞬間に水面を目指すことが出来るのか?
水面の外に空気があることを知っているのだろうか?
どうして蜘蛛(くも)は、教わってもいないのに、幾何学的な巣を作ることが出来るのか?
カッコウという鳥の雛(ひな)は、どうして托卵(たくらん)によって羽化した後、他の鳥の卵や雛を巣の外へ追いやることが出来るのだろうか?
そして、自分自身が大人になった時に、どうして托卵する必要があることを知っているのだろうか?
自然界の生命は、教わってそうしているのではないだろう。
そう決められているから、そうしているのである。
答えは内に存在しているのである。
自然界の生命は、外を飾る必要がない。
そのために、内に存在する能力を発揮し、役割を果たすことが出来るのだ。
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