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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年12月31日日曜日

追憶 1911

心に対して、"どちらでも良い"という状態を与えることによって、人は豊かな人生を得ることが出来るのである。
死を意識した時、人は執着を離れる。
しかしながら、生を意識した時、人は執着を得るのだ。
多くの人は、執着によって死後に苦しむ。
生きている状態においては、死後の苦しみのことなど考えもしないだろう。
生きている人にとっては、生きることで精一杯なのである。
しかしながら、人は必ず死を得る。
人生の目的地は誰にとっても死なのである。
死を否定することの出来る人は存在しない。
人が死を得ることは自然の理(ことわり)なのである。

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