何かに執着する心が平穏を得ることはない。
心は、一つの状態に止まるのである。
生きることに執着する心が死を得ることはなく、死に執着する心は生きることが出来ないのだ。
それは、自動車のマニュアルトランスミッションのようなものである。
1速に入れた状態で、リバースに入れることは出来ない。
それは、構造上不可能なことなのである。
人の心というものは、自動車でいうところのトランスミッションであると言えるだろう。
1速が生きることだとすれば、そこに執着した状態であっては、リバースという死を得ることは出来ないのである。
大切なのは、"どちらでも良い"というニュートラルの状態に心を落ち着かせることなのである。
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