このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年6月1日木曜日

追憶 1698

わたしは自分がどれだけ矛盾しているのかを誰よりも知っている。
それは他者に比べて知っているという意味であり、自分でも知らない矛盾は数え切れないほどに抱えているだろう。
そのため、わたしが何かの問題を抱える時には、それが自分自身の抱える矛盾であるということを理解することができるのである。
問題を短絡的に捕らえるのであれば、問題は誰かや何かのせいで生じているように思える。
以前、知り合いに言われたことで、今でも覚えている言葉がある。
それは、わたしがバイクで転けたり、家族の誰かが病気を患(わずら)ったりと、世間的に見ると悪いことが続いた頃のことだった。

”悩みを抱えている人の話ばかりを聞いているから、悪いものをもらうんじゃないのか?”

この言葉は今でもわたしの心に突き刺さっている。
それは、わたしがそのように考えたことが無かったからだ。

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