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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年6月27日火曜日

追憶 1724

猪を見送った後に、渓谷に独り取り残されたわたしは、以前にネットで読んだ怖い話を思い出していた。

それは確か、東北の話だったと記憶している。
主人公の少年(投稿者)が、祖母に疑問を投げ掛けることで話が始まる。
少年は、狐や狸などの動物がなぜ人を化かすのか?という疑問を抱えていた。
それを祖母に聞いてみたのである。
すると、祖母は少年にとっても、わたしにとっても興味深い話をしてくれた。
それは、山で遭遇する怪異をもたらす狐や狸を初めとする動物は、祖母曰(いわ)く神様(人にとっての善悪は関係無い)の遣(つか)い、もしくは、神様が化けた姿なのだという。
化け物とは、化けた獣のことであり、神様が化けた動物ということである。


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