多くの人が誤解をしているが、他者とは自分自身なのである。
人は、他者を通じて自分自身を見る。
人は、他者によって自分自身を見せられるのだ。
他者と対峙した時には、様々な感情が湧き起こる。
それは、紛れも無く、自分自身の内側で起こっている現象なのである。
そのため、如何なる苦しみも外側には存在しない。
人は、独りで勝手に苦しんでいるのである。
喜びであっても同じことである。
すべてが独り善(よ)がりであることを知るべきであろう。
それぞれが独り善がりによって様々な感情を生み出し、独り善がりによって共感しているように思い込んでいるだけなのである。
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