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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年2月15日土曜日

追憶 525

頭上に輝く光は、何も持っていないわたしに、何も必要ないと教えてくれているようであった。
今のわたしは何も持たずに満たされているのだ。
人の幸福というものは、精神的な事柄に由来していると思えた。
多くの物を持っていて不幸な人がいて、ほとんど何も持たずに幸福な人がいる。
例えば、結婚しているのに不幸を感じている人がいる一方で、独り身でいて幸福な人がいるのである。
幸せとは人それぞれのものであり、人と同じ物を同じ量持っていたとしても、それだけでは十分ではないのであろう。
わたしは多くの所有物を持つことが幸福であると考えていたが、それはまだまだ浅い考えであったのだ。
「愛があれば幸せだ」こんな台詞をドラマで聞いたことがあるが、「愛があればどのような状態にも幸せを感じることができる」もしくは、「愛がなければ何を所有しても幸せではない」ということが言えるのではないだろうか?

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