しかしながら、目の前に起こる現象とはどこから来るのであろうか?
なぜ、そのような状況が自分に訪れるのだろう?
人は同じ状況を得ないものである。
三人兄弟の次男坊であるわたしは、その他の二人とは全く違う状況を体験し、全く違う状況を生きている。
同じ家庭環境で、同じ両親に、同じように育てられながらも得る状況は違うのである。
それは、目の前に起こる現象というものが、自らの考え方を反映しているからに他ならないからであろう。
厳密に言うと、どのような人も同じ人に同じことを教わる訳ではない。
親であれ、同じように接していても子どもの性格に合わせなければならない。
それに、子どもはそれぞれの場所でそれぞれのものを見て、それぞれの人に会う。
そこで考えることはそれぞれの体験に基づくものになる。
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