そのように感じながらも、わたしは道を進んで行く。
それを止めたい感情もあるのだが、突き進んで行こうとする感情の方が大きく、それに逆らうことはできなかった。
このままではいけない。
この道は間違っている。
わたしは悪いことをしている。
そのように考えながらも、足は確実に前進していた。
目の前には真っ暗な空間が見えるだけであった。
それは闇と言うよりはただの黒色である。
全く何も見えない。
ただ黒いのである。
この先は恐い。
この道には希望がない。
わたしは必ず苦しむ。
わたしは必ず恐れる。
わたしは必ず後悔する。
わたしはこの道を進みたくはないのである。
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