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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年12月2日月曜日

追憶 450

わたしは、わたしを導く大きな感覚に従って三人の中から一人を呼んだ。
部屋の中央、わたしの目の前の座布団にわたしに対して背中を向けて座ってもらった。
彼女の背中からは微かな緊張が伝わってきた。
わたしは彼女にリラックスするように伝え、静かに目を閉じた。
大きな意思に導かれるようにして、わたしは彼女の背中に手を伸ばした。
すると、右手は人差し指と中指を伸ばし、彼女の背中を滑らかに走った。
それは、筆記体によって文章を綴(つづ)るようである。
三行の文章が描かれると、わたしはそれを直線によって囲った。
すると、その文字のようなものは金色の光を放って輝いた。

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