自分自身を正当化する状態から抜け出すためには、自分自身の非を認め、反省する必要がある。
自分自身の非を認め、反省するためには広い視野と見識が必要であるだろう。
それが非であると認識することがなければ、反省することもできないのである。
わたしの話を聞いた彼女の中には半信半疑が見て取れた。
その時、わたしは脳裏にこれまでの実体験が思い浮かぶのを見た。
自分自身で思い起こしたのではなく、導かれるようにして浮かんできた思い出は、自身の苦い体験であった。
それは、高校生だった頃のわたしが友人に対して怒りを覚え、そのために苦しんだという記憶である。
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