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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年12月16日月曜日

追憶 464

体験したことを話している最中、彼女は何度もうなづいていた。
わたしには彼女の背中しか見えないが、何か思い当たる節があるのではないだろうか。
わたしが体験したことはわたしにとっても彼女にとっても抽象的なものである。
それを自分なりの解釈によって理解する必要があるが、それを彼女がどのように理解するかということは、わたしにも分からないことである。
わたしが彼女に伝えなければならないことは、過去と現在における誰かや何かに対する不満の感情を捨て去り、心の中に平和を実現しなければならないということである。
その目的を念頭に置いて話し、彼女からの反応に対して道筋をつけることがわたしの仕事であるだろう。

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