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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年12月18日火曜日

追憶 2263

白蛇が食べたのは、老女が生み出す破滅的な意識であるだろう。
白蛇は、この土地と老女を守っていたはずである。
霊的な存在にとって守るというのは、美しく保つということだ。
それは、わたし達が道具が錆び付かないように磨くのと同じことであろう。
霊的な存在は、そこに住む人が汚れないように努めているのである。
白蛇は、老女の心が汚れないように、老女の生み出す破滅的な意識を食べていたのだろう。
甘いお菓子や酒やタバコ、そして、麻薬などには依存性がある。
それ等が身体に悪いことを知っていながら、簡単にはやめられないのだ。
黒い大蛇が恍惚(こうこつ)な表情を浮かべていたのは、人が甘いお菓子や酒やタバコ、そして、麻薬などによってもたらされる快楽と同じようなものを得ていたからであろう。



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