お茶を飲みながら、わたしは何度も聞いた老女の追憶と、それに関する愚痴(ぐち)と、現状における弱音を聞いた。
老女は、止めどなく言葉を吐いている。
これは、老人に特有のものなのか?この世代の人達に共通しているものなのかは分からないが、自分の話に集中してしまい、相手を放置しがちになってしまう。
わたしの目的は、老女の考え方を改善することである。
そのために、先ずは老女の話を聞くことに専念するが、その内容が昔話と愚痴と弱音であるために、いつまでも聞き続けることが出来ないのだ。
建設的であり、生産的な話であれば、いくらでも聞くことが出来るだろう。
しかしながら、破滅的であり、非生産的な話を聞くには限度がある。
人の精神は、ネガティブなものに耐えられないのだ。
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