老女が求めているのは、共感と同情だろう。
老女は、哀(あわ)れんで欲しいのではないだろうか?
多くの人は、そのように期待している。
気持ちは分かるが、そうすることは出来ないのである。
残念ながら、天使がわたしに共感し、同情してくれたことはない。
わたしの考えは、天使によって否定されるのである。
しかしながら、わたしはそれで良いと思っている。
なぜなら、自分の考えよりも、天使の考えの方が本質的であると思うからだ。
共感されるのであれば、わたしは自分の考えに自信を持ち、自らを正当化してしまうだろう。
それでは、偏見や誤解が強まってしまうのである。
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