現状に対して恐怖心を抱くということは、それを拒絶しているのである。
拒絶すれば、何事も上手くは進まない。
拒絶は現状に停滞を導き、現状の停滞は心を腐らせてしまうのである。
心が腐るということは、苦しむということなのだ。
老女も黒い人影達も、死という現状を否定することによって心が腐った状態であったのだろう。
そのために、現状を打開することが出来ないのである。
心が腐っていない人は、どのような現状に対しても建設的な心で向き合うことが出来る。
それは、現状を打開する唯一の力であるだろう。
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