霊的な力は、自分の意思で扱えるものではない。
	わたしは老女と黒い人影達を見せられたが、それを観察することは許されたが、それ以外は許されなかった。
	個人的には、なんとかしてあげたいが、私情で扱えるような力ではないのだ。
	頼まれたから扱える力でもない。
	すべては、わたしを”使う”霊的な存在が、その人の因果に従って決めることなのである。
	会場を出る時に、遺族が見送りをしてくれる。
	その中に友人の姿を認めた。
	わたしは、自らの体験を友人に話さなければならないと感じた。
	そこで、別れ際に話したいことがあることを告げて会場を出た。
	
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