絶望とは、自尊心の死である。
人は、絶望することによって自尊心を手放すことが出来るのだ。
絶望を得るまでは、自尊心は我が物顔で振る舞っている。
そのため、人は、自尊心を正しいと誤解してしまう。
しかしながら、絶望を得て初めて、人は自分の無力さに気が付き、歪んだ自尊心を信仰していたことに恥を覚えることが出来るのだ。
恥によって、謙虚(けんきょ)さが身に付き、自尊心を磨こうという気持ちが芽生える。
そこから、学びの道が始まるのである。
人生は、恥から始まるのである。
傲慢(ごうまん)な生き方は人生ではない。
人生とは、与えられた目的を果たす道程(どうてい)なのである。
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