このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2015年10月19日月曜日

追憶 1134

唸り声と共に吐き出される黒い煙を眺めていると、何かが内側から外側へと出たいのではないかと強く感じるようになった。
頭痛は、内側に存在する何かが、わたしに気付いて欲しいためのサインなのではないだろうか?
それは、まるで扉を叩くようである。
わたしの深層に存在している潜在(無)意識が、表層の顕在意識に対して応答を求めている。
わたしにはそのような意思を感じるのである。
黒い煙はずっと上昇し、その果ては光の先に消えている。
頭痛と吐き気などの体調不良を抱えながらも、わたしはその光景に見惚れていた。
そのため、これを苦痛だとは思わなかった。
寧(むし)ろ、何か良いことが起きるような予感を得ていたのである。

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