光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2014年3月18日火曜日
追憶 556
人の感情は、その心の中に履歴として残る。
「トラウマ」という言葉があるが、普段は忘れていることであっても、何らかのタイミングでその感情が表立って苦しむ。
思い出すということは、所有しているのである。
心というものは感情を記憶しているのではないだろうか?
それを脳と言っても良いだろう。
Hさんの心の中に扉があり、その奥にも空間があったのは、心というものが一つの空間ではないからだろう。
わたしたちの心は広くて複雑なのだと思える。
わたしは乱れた心を引き摺(ず)るようにして、Yさんの心に向かった。
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