光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2014年3月13日木曜日
追憶 551
不安が入り混じる心で待っていると、わたしは直感によって時が満ちたことを知った。
ゆっくりと瞼(まぶた)を開き、Yさんに視線を投げる。
すると、Yさんはハッとした様子でわたしの視線に気が付いたようだった。
「Yさん、どうぞ」
そう促すと、Yさんは柔らかな笑顔を讃えて挨拶をした。
わたしもそれに挨拶で返した。
Yさんの背中に対峙することは、その心に対することである。
一度始めたらやめられない。
わたしは覚悟を決めた。
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