Hさんに必要であると思うことをすべて伝えると、わたしのHさんに対する熱意が収まっていくのを感じた。
わたしはHさんに感謝の気持ちを伝え、元の位置に戻ってもらうように促した。
Hさんは振り向いてわたしにお礼を言って元の位置に座った。
Hさんが座ると、その頭上にはラミエルが後光と共に輝いていた。
わたしは自らの使える体力と精神力が残りわずかであるように思えた。
疲労感と共に強烈な睡魔が襲ってくるのである。
しかしながら、わたしはYさんのことを見なければならないのである。
目を閉じて心を静め、意識を集中するように努めた。
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