刃物は、錆(さ)びないように管理しなければならない。
使ったらすぐに水気を拭き取り、錆びないように気を付けなければならないのである。
そして、切れ味が落ちれば、研がなければならない。
放っておいても良いことはないのだ。
心の管理も、刃物と同じように気を付けなければならない。
自我意識は、刃物の錆と同じように内側から生じる。
心の中には、自我意識が存在しているのである。
どれだけ鍛錬(たんれん)された刃物も、放っておけば錆に覆(おお)われてしまう。
同じように、どれだけ美しい心も、放っておけば自我意識に支配されてしまうのである。
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