もちろん、それは宗教の神や仏のことではない。
人が思いやりを持つ時に生じる心のことである。
心に神や仏の無い人は、自己の利益を追求するのに恐れがない。
現代ではそれを褒(ほ)め称(たた)える風潮があるが、それは、拝金主義(者)が広めたデマに過ぎないとも思っている。
様々な意見があり、わたしは金儲けが悪いとは思わないし、金儲けが持つ建設的な影響力もある程度は知っているつもりである。
しかしながら、人は弱い存在であることも知っている。
弱い存在である人は、欲望によって、金儲けの魔力に引き摺(ず)られてしまうのである。
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