このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年3月27日日曜日

追憶 1294

Hの相手は10歳程歳上である。
Hの家族は、30歳に成ろうかという男と、自らの娘の無責任で軽率な行為に対して憤慨(ふんがい)していたのだ。
話し合いは話し合いにはならなかった。
特に祖母は頭が硬い。
所謂、昔人間である。
彼女は礼儀作法を重んじた。
H達の行為は祖母にとっての不実である。
それは、学校や生活における援助にも携わっていたからだ。
祖母はHに学校を卒業して欲しかったし、ある種の真っ当な(責任感のある)生き方をして欲しかったのである。
しかし、結果は真逆なものとなった。
彼女がそのような裏切りを認められるはずがないのだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿