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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2015年9月26日土曜日

追憶 1111

毒が身体を損なうことは誰であっても知っている。
赤子であっても、毒は吐き出すのである。
しかし、それは身体の持つ生存本能の成せる技であり、人の意思ではない。
人には、それが毒であるのか、薬であるのかを判断することは難しいのである。
その証拠に、既に心の中には様々な”毒”を飲み込んでしまっている。
それを”毒”とも思わずに。
多くの人は自分自身を中心とした世界観の中に生きている。
正義は自らにあり、自分自身を正当化するのである。
正当化することによって”毒”であるそれを”毒”と認めない。
そうやって、心の中には”毒”が蓄積されていく。

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