人生は、常に人を助けようとしているが、無条件に助けられる訳ではない。
それは、この世界には、因果の仕組みが存在しているからだ。
助けられる原因を所有していなければ、助けられることはないのである。
人は、苦しみに会うと、自らの考え方や生き方を顧(かえり)みる。
もちろん、最初は自分以外の誰かや何かに苦しみの原因を探して歩き回る。
しかしながら、どこを探しても苦しみの原因は見付からない。
そこで、自らの内側を探すのである。
その時になって、苦しみの原因を所有していたことに気が付くのだ。
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