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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2019年1月29日火曜日

追憶 2305

今日の宗教は、外を重視しているように思える。
これは、昔からそうなのかも知れないが、宗教というものは、外を飾ることにばかりに力を注いできた。
どの宗教も、絢爛豪華(けんらんごうか)な建造物を所有し、それに見合う衣装を身に付け、高価な道具が並べられている。
内を飾る賢人達は、そのようなものには囲まれなかった。
内を飾る賢人達にとっては、どこでも"都"だったのである。
今日の宗教は、自分にとって都合の悪いことを嫌う。
それは、自分にとって都合の悪いことを嫌う人達が執(と)り行っているからだ。
宗教の有り様は、それを執り行う人達と、そこに縋(すが)る人達の有り様なのである。

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